[ブログ] 【Illustrator講座】簡単な花の描き方

公開日:2016年06月最終公開日:2024年2月

こんにちは!オリジナルグッズファクトリー広報 戸零寺 彩です。

【Illustrator講座】では、Illustratorでの花の描き方について、お伝えしたいとおもいます!

【偶数の花びらを持った花の描き方】

1.図形ツールなどを使って花びらを一片描き、それをコピーして180度回転させ縦に並べます。

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2.花びらのオブジェクトを2つとも選択した状態で、

右クリックするとメニューが表示されるので、メニューの『変形』の中から『回転』を選択すると、小窓がでてきます。

小窓の『角度』の項目に回転させたい角度を入力します。 目安は、『360÷作りたい花の花びらの枚数』です。

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入力できたら『コピー』をクリックします。

すると、元のオブジェクトを残したまま、コピーが回転されます。 ※このときに『OK』をクリックすると、そのまま回転されてしまいます。

そのまま『Ctrl+D』を入力すると。同じようにコピー&回転が繰り返されるので、1週するまで繰り返します。

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一周すると花が完成します。グループ化や、『合体』は必要に応じて行ってください。

簡単な花で説明しましたが…これを応用すると、こんなかんじの向日葵が1分くらいでかけます。

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図のひまわりは、花びらを離して配置して20°ずつコピー&回転させたあと、

すべての花びらを選択して、さらに10°コピー&回転(これは1回だけ)させて色を変えています。(+種の部分を図形ツールで加筆)

これを応用していけばある程度の花は描けてしまうのですが…

ひとつ問題が…

この書き方だと、桜や三つ葉のクローバなどの奇数の花びらを持った花が描けないのです。

桜は地味によく使うのに~~~!!

というわけで、奇数の花びらを持った花の描き方も紹介します。



【奇数の花びらを持った花の描き方】(※偶数も描けます)

1.先ほどと同じように図形ツールなどを使って花びらを一片描きます。

この時に、花びらの中心を縦に貫くようにガイドを配置すると、あとで作業しやすいです。

よくわからなければ直線ツールなどで線を引いて、それにロックをかれば大丈夫です。

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2.花びらを選択している状態で、横のツールパレットから『回転ツール』を選ぶと、

花びらのオブジェクトに中心点が表示されるので、『Alt』を押しながら、回転の中心にしたい位置をクリックします。

この時にガイドがあると、中央軸がわかって楽です。

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『Alt』を押しながらクリックすると小窓が表示されるので、先ほどと同じように

『360÷作りたい花の花びらの枚数』で計算した数値を入力し、コピーをくりっくします。

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コピーされました。そして、『Ctrl+D』でコピー&回転を繰り返すと…

桜の完成です。

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『Ctrl+D』で一枚ずつ増えていく花びらをみてて某アニメのフレーズが流れるのは私だけではないはず…。そういえば、また連載開始されたそうですね

この描き方では偶数の花びらの花も描けるのですが…

私的には最初のほうが書きやすいので…ケースバイケースで。



それから…ここで、もう一工夫

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花びらを作るときに、色と大きさを少しずつ変えたオブジェクトを図のように配置します。

そして、『オブジェクト⇒ブレンド⇒作成』あるいは『Alt+Ctrl+B』を入力すると

グラデーションに変換されます。

グラデーションにならない場合は、『ブレンドオプション』から設定を変更できるので『間隔』のプルダウンを『スムーズカラー』にしましょう。



そして、ブレンドを使って作った花びらを使って作成した花がこちら。

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単色の花びらを使って作成した花よりもすこし華やか…?

花びらを一枚描くだけで、いろいろな花が作成できるので

皆さんも、いろいろためしてみてください♪

ではでは、またお会いしましょう~

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