[ブログ] 【古くて新しい】コルクコースターの魅力【小ロットシルク印刷】
お世話になっております。
『刻印名入れ.com』 株式会社トレジャー 服部です。
今回は、弊社での取り扱いの中でもちょっと珍しく、「個別名入れ」に対応をしていないノベルティ寄りの商品をご紹介します。
昔はよく見かけていた素材ですが、最近はとんと見なくなって久しい素材=『コルク材』 はみなさんご存知でしょうか?
■コルクの歴史
コルク材については、wikipedia に細かく記載があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%82%AF
元々は「コルクガシ」の皮を剥いで固めた素材を指します。
身近なところでは、ワインのフタや野球の硬球の芯材などによく利用されています。
木材にしては柔らかく、磨けば生地目も細かくできますので、様々な素材としても昔から利用されておりました。
日本では、その昔ビール瓶の王冠の内側に使われており、王冠の金属とガラスのビール瓶の緩衝材にも使われておりました。
(イメージ画像)
素材イメージとしてそのこともあってか、木製品として吸水性の高さもあり、コースターとしても広く使用されておりました。
しかし、紙製のコースターが出てきてから、数十年。見る影もなく市場からは消えてしまいました。
使い捨てをメインとした紙製のコースターは、フルカラーの印刷ができ、量産効果が利きやすく、単価が圧倒的に安くなるからこそ、急速に普及しました。
大量消費・使い捨て全盛のバブル期には、紙製コースターが大いにマッチして、あっという間にコースター市場を席捲してしまいました。
コルクコースターは高級な、懐かしさを良しとする大人の飲食店などでのコースターや、押しピンの刺しやすいコルクボードとしての需要がほとんどでした。
またビール瓶の王冠もとうの昔にコルクを不要となり、一般の消費者からの目からはコルクは消えてしまいました。
■コルク製品の再評価
2000年を越える時代に入ってからは、コルクコースターは 「名前は聞いたことがあるけれど、実物はあまり見たことの無い、高級なモノ」 というイメージの絶滅危惧種的なアイテムでした。
ただこの時期より、「ECO」「スローライフ」「ロハス」など大量消費では無く、自然素材への見直しが始まり、再びコルクへの注目が徐々に集まり始めました。
素材としての柔らかみ、暖かさなど、優しいイメージの素材感を評価いただいております。
『商品名称の認知度は高級なイメージがあり、でも実物はあまり見たことの無い』
こういった製品はノベルティとしての価値は逆に高く、大ロットも必要としないような一般的なノベルティにはちょうど良く、徐々に使われることが増えてきました。
また同時に、シルク印刷でも小ロットでの対応が進み、同人グッズなどの需要も増えてきて、一部では人気商品となり始めて来ています。
紙コースターであれば、ミニマムロットは5,000枚、1万枚というのは珍しくありませんが、弊社手配のコルクコースターはミニマム100枚からで生産が可能です。
今どきミニマム5,000枚というのはよほどの店舗や飲食イベントでのバラマキで使うくらいで無いと中々消化できないのではないでしょうか??
■弊社手配の国産コルクコースター
【丸型】
http://www.treasure-factory.jp/products/detail.php?product_id=648
【四角型】
http://www.treasure-factory.jp/products/detail.php?product_id=649
【オリジナルグッズファクトリー】 での紹介です。
同じ単価で、『刻印名入れ.com』 でも提供は可能ですので、是非お問い合わせからご相談ください。
100枚⇒@200円 (シルク1色・版代込)
500枚⇒@76円 (シルク1色・版代込)
印刷方法はシルク印刷となりますので、版の作成が必要ですが、同じデザインを大量に作成する際には、価格面では有利になります。
版代の割り込みがあるので、枚数によって価格は結構変わってきます。
印刷色は1色のみですが、DICまたはPantoneでの指定も可能です。
多少下地の影響は受けますので、近しい色仕上がり程度でお考えください。
コミックなどで使用されているスクリーントーンのように…の密度で、色の濃淡を表現することは可能です(画像参考)
同人グッズなどでのご利用を多くいただいておりますが、普通の一般店舗でのご利用などにも、100枚であれば2万円程度ですので、わりと気軽にお試しいただけると思います。
■特注品にも対応
ちょっとしたTipsをご紹介します。
こちらのコルクコースターの生産加工は、日本国内です。
メイドインジャパンです。コルク自体の材料は、日本製とポルトガル製の2種類が実際にはありますが、印刷の出来という点では、ポルトガル製品の方が優れています。
どちらかの指定は可能ですので、ご要望ください。
また、通常は3mm厚が多いですが、5mm・7mm厚も選べます。
大きさもパターン違いでいくつか種類がございます。
通常は 90mmφですが、84mmφや94mmφも選べます。
見積もり依頼や、ご相談の際にご指定ください。
また、オリジナルの形状も作成可能です。
丸・四角は抜き型を用意しておりますが、ハート型や桃型など、自身でデザインした形状での抜き型の製作にも対応できます。
単純な形状であれば、抜き型代は、5万円程度の見込みです。
ある程度緩やかな形状のみの対応となりますので、細かい部分は印刷で対応をするのが、スマートな選択となります。
色々と自由が膨らみますね。日本国内での製造なので、細かい対応が可能です。
是非、一度記念品・プレミアムノベルティとしてのコルクコースターのご検討もよろしくお願いします。
以上。