[ブログ] 刻印内容のデータ入稿について<インクジェット印刷編>
公開日:2016年7月最終公開日:2024年2月
前回、「刻印内容のデータ入稿について<レーザー加工>」という内容についてブログを書きましたが、今回はインクジェット印刷のデータ入稿についてを記載いたします。
『刻印名入れ.com』では、名札やバッジやキーホルダー(フリーカット)などで使用をしておりますアクリルへの刻印名入れは、【UVインクジェット印刷】という方法で印刷を行います。

単純に言えば、”家庭用・個人用”として家電量販店などで売られております「インクジェットプリンタ」をご想像ください。
家庭用インクジェットプリンタは紙に対してインクを吹き付けて着色をしますが、私たちが扱っているものは、”業務用”として樹脂などの紙以外の素材に対して、インクを吹き付けて着色をするプリンタとなります。
頭に「UV」とありますのは、「ウルトラバイオレット」=「紫外線」という意味です。
インクをより強いものにするために紫外線で固くなる性質を持たせたインクで印刷を行って、インクの定着力を強くしていきます。
UVインクが使用される前までは一時期、白色は印刷に使えない色でしたので、名入れを行う素材は白色のみとなっておりました。
「インクジェット印刷は下地の影響を100%受けます」という説明を、7年ほど前までは良くしておりましたが、今は白を使えるUVインクを用いて、白とカラー層を重ねて発色を良くしております。
白色を自由に扱えることによりインクジェット印刷は発色が良くなり、本体色が白色以外のモノへの印刷も可能となったのです。

余談ですが、インクジェットプリンタといえば、昔々(90年代前半のことでした…)の大昔には、ドットインパクトプリンタや熱転写(サーマル)プリンタしか個人用パソコンに繋げるプリンタが無かった時代に、安価でバブルジェットという名前で登場したときの印象は強烈でした。
バブルジェット印刷を解説をした(今で思えば特集広告だったのでしょう)パソコン雑誌アスキーを読んで、凄い技術が出てきたと胸を熱くした記憶があります。
当時、私個人は熱転写プリンタに感熱紙をワープロなどで使用しておりました。残す場合は感熱紙をコピーしていたのです。レーザープリンタはずいぶんと高嶺の花でした。
今ではレジのレシートくらいでしか見なくなりました感熱紙ですが、昔は1枚あたり10円くらいで印刷が出来て、とても重宝をしておりました。
熱転写プリンタの本来の印刷方法であるインクリボンなどで印刷をした日には、莫大なコストが必要な時代でした。
そんな中、登場したバブルジェットプリンタBJシリーズは、印刷したてではインクが付着したり、水に弱いなどの欠点などもありましたが、パソコン業界ではたいへん画期的な商品でした。
閑話休題。
今、弊社で扱っておりますUVインクジェットプリントでは、レーザー加工や彫刻加工と違って、好きな色に着色が出来るメリットがあります。
イラストや写真などを印刷することが出来、CO2レーザー機でアクリルを好きな形状にカットすることで、比較的簡単にオリジナルグッズを作成することが出来る様になりました。
インクジェット印刷の特長は「フルカラーの印刷が可能」「キャラクターや写真でも印刷できる」「小ロットでの作成が可能」と、いわゆるオンデマンドプリントの良いところはすべて兼ね備えているのです。
印刷方法の詳細はインクジェット印刷の説明の中で改めてさせていただきます。
インクジェット印刷の入稿方法も大きく2つあります。
1)文字によるご指定
2)入稿データによるご指定
1)文字によるご指定
「せっかくのインクジェット印刷なのにもったいない」というお声もありますが、名札などは黒(スミ)1Cでの加工をお選びになる方は多いです。
または枠などは絵柄を用意して、名前部分のみを入れ替えて作成されるパターンも多く頂戴しております。
文字の場合は、弊社規定書体からお選びください。
2)入稿データによるご指定
先にもいいましたが「写真」や「イラスト」などをそのまま使って印刷が可能です。
卒業記念や会社の設立記念やブランドロゴや同人グッズまで、様々な用途で使えます。
レーザー加工の時には「アウトラインパス」が取れた「ベクターデータ」である必要がありましたが、インクジェット印刷の場合は不要です。
印刷する
ただ写真素材をそのまま送っていただいても、弊社ではデザイン加工は基本的には承っておりませんので、ご注意ください。
素材をどのようかに活かした名入れデータは、基本お客様にご用意いただく必要があります。
デザイン上のTipsとして、丸形や四角などのよくある形状に切り出すということぐらいであれば、可能ですので、丸形バッジを作成されたい場合などは、うまくご相談ください。
■読んでいただいているお客様だけの裏技■
裏技その1)
『刻印名入れ.com』では、インクジェット印刷対応のアクリル製品はバッジ/キーホルダー/名札だけですが、実はマグネットの作成できます。
ゴルフマーカー用のネオジウム磁石を使って、フリーカットでマグネットも作成が可能です。
オリジナルバッジ・名札(フリーカット) と同じ価格で対応いたしますので、見積りの際に「マグネット仕様でヨロシク」とご記載ください。
裏技その2)
アクリルには油性ペンでお名前を書くことが出来ます。インクジェット印刷のインクの上でも書けます。
バッジなどに無理に個別名入れを綺麗に入れる必要がもし無ければ、『名前の部分をあえて空白で作る』という選択肢もありえます。
ボトルタグや会員証など、先にまとめて作っておいて必要になった場合に都度記載を行う場合など、そうした使い方をされるお客様も多くあります。

以上。
『刻印名入れ.com』では、名札やバッジやキーホルダー(フリーカット)などで使用をしておりますアクリルへの刻印名入れは、【UVインクジェット印刷】という方法で印刷を行います。

単純に言えば、”家庭用・個人用”として家電量販店などで売られております「インクジェットプリンタ」をご想像ください。
家庭用インクジェットプリンタは紙に対してインクを吹き付けて着色をしますが、私たちが扱っているものは、”業務用”として樹脂などの紙以外の素材に対して、インクを吹き付けて着色をするプリンタとなります。
頭に「UV」とありますのは、「ウルトラバイオレット」=「紫外線」という意味です。
インクをより強いものにするために紫外線で固くなる性質を持たせたインクで印刷を行って、インクの定着力を強くしていきます。
UVインクが使用される前までは一時期、白色は印刷に使えない色でしたので、名入れを行う素材は白色のみとなっておりました。
「インクジェット印刷は下地の影響を100%受けます」という説明を、7年ほど前までは良くしておりましたが、今は白を使えるUVインクを用いて、白とカラー層を重ねて発色を良くしております。
白色を自由に扱えることによりインクジェット印刷は発色が良くなり、本体色が白色以外のモノへの印刷も可能となったのです。

余談ですが、インクジェットプリンタといえば、昔々(90年代前半のことでした…)の大昔には、ドットインパクトプリンタや熱転写(サーマル)プリンタしか個人用パソコンに繋げるプリンタが無かった時代に、安価でバブルジェットという名前で登場したときの印象は強烈でした。
バブルジェット印刷を解説をした(今で思えば特集広告だったのでしょう)パソコン雑誌アスキーを読んで、凄い技術が出てきたと胸を熱くした記憶があります。
当時、私個人は熱転写プリンタに感熱紙をワープロなどで使用しておりました。残す場合は感熱紙をコピーしていたのです。レーザープリンタはずいぶんと高嶺の花でした。
今ではレジのレシートくらいでしか見なくなりました感熱紙ですが、昔は1枚あたり10円くらいで印刷が出来て、とても重宝をしておりました。
熱転写プリンタの本来の印刷方法であるインクリボンなどで印刷をした日には、莫大なコストが必要な時代でした。
そんな中、登場したバブルジェットプリンタBJシリーズは、印刷したてではインクが付着したり、水に弱いなどの欠点などもありましたが、パソコン業界ではたいへん画期的な商品でした。
閑話休題。
今、弊社で扱っておりますUVインクジェットプリントでは、レーザー加工や彫刻加工と違って、好きな色に着色が出来るメリットがあります。
イラストや写真などを印刷することが出来、CO2レーザー機でアクリルを好きな形状にカットすることで、比較的簡単にオリジナルグッズを作成することが出来る様になりました。
インクジェット印刷の特長は「フルカラーの印刷が可能」「キャラクターや写真でも印刷できる」「小ロットでの作成が可能」と、いわゆるオンデマンドプリントの良いところはすべて兼ね備えているのです。
印刷方法の詳細はインクジェット印刷の説明の中で改めてさせていただきます。
インクジェット印刷の入稿方法も大きく2つあります。
1)文字によるご指定
2)入稿データによるご指定
1)文字によるご指定
「せっかくのインクジェット印刷なのにもったいない」というお声もありますが、名札などは黒(スミ)1Cでの加工をお選びになる方は多いです。
または枠などは絵柄を用意して、名前部分のみを入れ替えて作成されるパターンも多く頂戴しております。
文字の場合は、弊社規定書体からお選びください。
2)入稿データによるご指定
先にもいいましたが「写真」や「イラスト」などをそのまま使って印刷が可能です。
卒業記念や会社の設立記念やブランドロゴや同人グッズまで、様々な用途で使えます。
レーザー加工の時には「アウトラインパス」が取れた「ベクターデータ」である必要がありましたが、インクジェット印刷の場合は不要です。
印刷する
ただ写真素材をそのまま送っていただいても、弊社ではデザイン加工は基本的には承っておりませんので、ご注意ください。
素材をどのようかに活かした名入れデータは、基本お客様にご用意いただく必要があります。
デザイン上のTipsとして、丸形や四角などのよくある形状に切り出すということぐらいであれば、可能ですので、丸形バッジを作成されたい場合などは、うまくご相談ください。
■読んでいただいているお客様だけの裏技■
裏技その1)
『刻印名入れ.com』では、インクジェット印刷対応のアクリル製品はバッジ/キーホルダー/名札だけですが、実はマグネットの作成できます。
ゴルフマーカー用のネオジウム磁石を使って、フリーカットでマグネットも作成が可能です。
オリジナルバッジ・名札(フリーカット) と同じ価格で対応いたしますので、見積りの際に「マグネット仕様でヨロシク」とご記載ください。
裏技その2)
アクリルには油性ペンでお名前を書くことが出来ます。インクジェット印刷のインクの上でも書けます。
バッジなどに無理に個別名入れを綺麗に入れる必要がもし無ければ、『名前の部分をあえて空白で作る』という選択肢もありえます。
ボトルタグや会員証など、先にまとめて作っておいて必要になった場合に都度記載を行う場合など、そうした使い方をされるお客様も多くあります。

以上。